投稿がだいぶん空いてしまいました。
今回も最近行いました石積みについて書いていこうと思います。
今回は題にもあるとうり乱積み、崩れ積みという積み方で石積みを行いました。文字にあるとうり山にある石が崩れ落ちて積みかさなったかの様な荒々しくも自然に溶け込むような石積みです。
こちらが今回石積みをする場所です。このままでは土が排水溝に流れてしまって溜まってしまいます。
まず土を掘って石が積めるスペースを作り丁張りという横から見た時の石の角度と天場という1番上の石をまっすぐに合わせるために木の板でこの様に取り付けていきます。
それから根石という石積みの基礎となる石を1列据えていきます。同じ大きさの石だけで単調にならないよう縦に長い石横に長い石など混ぜて使っていきます。石積みの基礎となるので大きい石を使っていきます。
このように一列目の石と石の間に2列目の石を据えていき前の石と横左右の石がしっかりくっついて噛み合うように据えていきます。後ろは土を突き棒などでしっかり締め固めていきます。
たくさんある石の中からその場所にあった石を決めるのは長年の経験が必要になります 。
今回は階段も作らせていただいました。
荒々しくも美しく自然に溶け込む石積みになったかと思います。
お家の周りやこの様な土止めなど自然の物を使う事によって見飽きない趣のなる物になるかと思います。
周りはスギ、ヒノキに囲まれていたので花粉症持ちには辛い現場でした。笑